11日 3月 2020
鎮魂・・・ あの日からずっと 見えざる大きな力動となって その深い沈黙の彼方から 私たちの〈いのち〉を 広く、そして深く支え続けてくれている その一つひとつの〈いのち〉に届きますよう 今日も海に向かって 頭を垂れて 手を合わせます 庭先の梅が白い花を開いてくれました 花びらは散る 花は散らない どこかで生まれた言葉が心の奥まで響いてきます。
07日 3月 2020
心配していましたが。。 うぐいすが 今日、ようやく鳴いてくれました。 去年より一週間ほど遅れて 毎日朝の掃除をしながら待っていたので ほんとうにうれしいです。 この声を きっと梅の木も聞いてうれしくて その蕾を膨らませ始めるような気がするんですよね。
17日 2月 2020
春蠢き(うごめき) 大地湧き いのち溢れ出す
23日 1月 2020
万法ともにわれにあらざる時節、 まどいなく、さとりなく、諸佛なく、生なく、滅なし ~道元「正法眼蔵」より~ 血肉化した思想から生まれる言葉は、 自己の〈いのち〉の中にはたらいて活きています。 この道元の言葉も、〈いのち〉の只中を生きているときにのみ真の意味が伝わります。 言葉からほんとうの透徹した美しさが溢れています。...
31日 12月 2019
今年もお世話になりました。 徒手療法に携わって、もう30年になりますが 一つ一つの技術の意味というものは 歳月を重ねる毎に変わり、そして深まっていくものですね。 「進化」ではなく、「深化」ということですね。 それは、一つの技術で言えば、様々な挫折や困難を超えて 継続していくことの中でしか生まれてこないように思います。...
08日 11月 2019
呆然とするような瓦礫の山 車は土に突き刺さる 長靴が時折、汚泥に深くはまり込む スコップひとすくい、ひとすくいの 水と枝とゴミを含んで床の上に堆積した泥の重さ 泥水を吸い、泥にまみれて100キロにも届きそうな畳 持ち上げるときの身体のきしみととも この台風被害の深刻さが身心に伝わる もうすぐ冬がくるのです・・・
11日 10月 2019
身体を治癒へ向かわせる真の薬は、 体内にもなく 体外にもなく 場の中に無限に浸透しているものなのである。
06日 8月 2019
8月6日 8時15分の黙祷と共に 深くから溢れ、また溢れ出て止むことのないもの。 思想の礎がここで、また新たに大地に踏みしめられる。
11日 3月 2019
・・・・黙祷・・・・ 深く垂れた頭の重さが 無数の非言語を 心情の鞘に包みながら 身体の奥底に刻み込んでいきます。
27日 2月 2019
鶯が鳴きました まだちょっとたどたどしいこの声で 風や空や川や蜘蛛や胡桃の木は いっぺんに春の色彩です。 うれしい声が からだの奥底から 〈いのち〉の力動に促されて そのまま溢れてきているようです。

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